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オフィスのウォーターサーバー14社徹底比較|5〜50人の月額・工事・解約金

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オフィスのウォーターサーバー14社徹底比較|5〜50人の月額・工事・解約金

「休憩室にウォーターサーバーを置きたいが、人が増えたら水代がいくらになるのか読めない」「工事ができないテナントビルでも設置できるのか」——オフィス導入の悩みは、家庭用の選び方とはまったく別のところにあります。家庭なら月2〜3本のボトルで足りますが、10人・20人の職場で同じ感覚のまま契約すると、水代が想定の何倍にもふくらむことがあります。

この記事では、2026年9月時点で各社が公表している料金データをもとに、オフィス・職場に向く14サービスを比較します。人数別の月額目安、ボトル型と定額制(浄水型・水道直結型)の損益分岐点、そして工事費・解約金・設置スペースといった「あとから効いてくる費用」まで、まとめて確認できる構成にしました。

この記事でわかること

  • 5人/10人/20人/30人/50人のオフィスで、月額がどう変わるか
  • ボトル型と定額制はどこで逆転するのか(実際の公式単価で計算)
  • サーバー代・水代のほかに見落としやすい費用(工事費・解約金・設置スペース・空ボトル)
  • 工事不可のビル、移転予定あり、来客対応、シフト勤務など条件別の選び方
  • 14サービスの契約期間・途中解約金の一覧と、導入までの手順

オフィス導入が家庭用と決定的に違う6つのこと

① 消費量が「人数×営業日」で一気に増える

職場で1人が飲む水の量は、コーヒーやお茶、カップスープに使う分も含めて1日0.5〜1L程度が目安とされます。これを人数と営業日でかけ算すると、家庭とはまったく違う規模になります。ボトル型は「本数×単価」で費用が伸びるため、20名を超えると水代だけで月2万円台〜に届くこともあります。一方、浄水型・水道直結型は月額が固定なので、人数が増えても金額は変わりません。ここがオフィス選びの最大の分岐点です。

② ボトルの置き場所と「空容器の置き場所」の両方が要る

ボトル型は12Lボトルを数本ストックし、さらに使用後の空ボトル(回収式の場合)を置くスペースも必要です。20名規模で月30本前後を消費するなら、段ボール数箱分の床面積が常に埋まる計算になります。省スペースを最優先するなら、ボトルの要らない浄水型・水道直結型か、卓上型が現実的です。なお同じボトル型でも、使い捨ての軽量パックやバッグインボックス方式なら、空容器はたたんで処理でき、回収待ちの在庫スペースが不要になります。

③ 12Lボトルの交換が「誰かの仕事」になる

12Lボトルは約12kg。上部設置型のサーバーだと、胸の高さまで持ち上げる作業が発生します。オフィスでは結局「気づいた人」や総務担当が交換することになり、負担が特定の人に偏りがちです。足元交換式のモデル、7〜9L程度の小容量パック、あるいはボトル交換そのものがない定額制を選ぶと、この問題自体が起きません。

④ 契約期間と解約金が長め・高めに設定されがち

定額制サーバーは「機器代やフィルター代を月額に薄く乗せる」構造のため、契約期間が3〜5年、途中解約金も数万円と設定されているケースがあります。たとえば浄水型のしずくりあ(TOKAI)は契約5年で1年未満の解約金55,000円(以降1年ごとに減額し5年以上で0円)、Loccaは基本プラン5年・お得プラン6年で解約金は最大50,000〜60,000円(期間経過で段階的に減額)と公表されています。オフィス移転や人員変動が読みにくい会社ほど、契約期間の短いプランや縛りなしプランを選ぶ価値があります。

⑤ 台数を分けたほうが結果的に安く・使いやすくなることがある

1台のサーバーに20人が並ぶと、朝と昼休みに行列ができ、温水タンクの回復が追いつかない場面も出てきます。フロアが分かれている場合はなおさらです。一般的には10〜15名に1台程度が目安とされ、定額制は台数分だけ月額が積み上がるため、「1台で足りるか、2台必要か」を先に決めてから料金を比較すると見積りがぶれません。

⑥ 支払い方法と社内承認のフローが必要になる

個人契約はクレジットカード払いが基本ですが、法人では請求書払い・口座振替を希望するケースが多いはずです。対応可否は会社ごとに異なるため、申込前に法人窓口へ確認しておくと差し戻しを防げます。複数台導入時の割引や、支店ごとの一括請求に対応しているかも同時に聞いておくとスムーズです。

人数別の消費量の目安|5人と50人で必要な水量はここまで違う

利用人数1日の消費量の目安月20営業日の目安12Lボトル換算
5名約3〜5L約60〜100L約5〜8本
10名約5〜10L約100〜200L約8〜17本
20名約10〜20L約200〜400L約17〜33本
30名約15〜30L約300〜600L約25〜50本
50名約25〜50L約500〜1,000L約42〜83本

コーヒーマシンの給水に使う、来客が多い、夏場の現場がある——といった条件が加わると、上限側(1人1L)に寄っていきます。逆に外回り中心で在席率が低い職場は下限側で見積もって構いません。

5人/10人/20人/30人/50人の月額シミュレーション

公表されている単価をもとに、人数別の月額目安を並べたのが次の表です。ボトル型は「消費量×単価+サーバー代」、定額制(浄水型・水道直結型)は人数にかかわらず定額という構造の違いがはっきり出ます。

サービス5人10人20人30人50人
ウォータースタンド約3,300円約3,300円約3,300円約3,300円約3,300円
しずくりあ(TOKAI)約2,640円約2,640円約2,640円約2,640円約2,640円
ハミングウォーター約3,300円約3,300円約3,300円約3,300円約3,300円
comam浄水型サーバー約3,278円約3,278円約3,278円約3,278円約3,278円
ピュアライフ約2,530円約2,530円約2,530円約2,530円約2,530円
楽水ウォーターサーバー約3,630円約3,630円約3,630円約3,630円約3,630円
アクアバンク約4,378円約4,378円約4,378円約4,378円約4,378円
エブリィフレシャス約2,750円約2,750円約2,750円約2,750円約2,750円
富士おいしい水約6,157円約10,321円約20,037円約28,365円約47,797円
アルピナウォーター約5,738円約9,464円約18,158円約25,610円約42,998円
オーケンウォーター約5,392円約9,436円約18,872円約26,960円約45,832円

※ 1人あたり月8L(1日約400mL×20営業日)で計算した目安です。ボトル型は必要本数を切り上げ、サーバー代を足しています。定額制は人数が増えても料金が変わりません。実際の金額はプラン・地域・キャンペーンで変わるため、申し込み前に公式サイトでご確認ください。

表の読み取り方はシンプルです。人数が増えるほど定額制(浄水型・水道直結型)が有利になります。ボトル型は5名なら手が届く金額でも、20名・30名と増えるほど水代が比例して伸び、50名規模では月数万円単位の差になります。対して浄水型・水道直結型は水道水を使うため、何人で使っても月額は変わりません(水道代は別途かかりますが、飲用量レベルでは金額としてはごくわずかです)。

逆に言えば、「来客用に少しだけ」「3〜5名で、飲むのは午後のコーヒー1杯程度」といった低消費の職場ではボトル型のほうが安く収まります。自社がどちらのゾーンにいるかを、次の損益分岐で確認してください。

タイプは3つ|ボトル型・浄水型(給水型)・水道直結型の違い

タイプ料金構造工事向いている規模弱点
ボトル型(天然水・RO水)サーバー代+本数×単価不要〜10名/来客用人数が増えると水代が青天井、在庫と空容器のスペースが要る
浄水型(水道水を注ぐ給水型)月額定額(水代込み)不要5〜30名タンクへの給水作業がある、契約期間が長めのプランがある
水道直結型月額定額(水代込み)分岐工事が必要10〜50名以上工事の可否を管理会社に確認する必要がある

損益分岐点は「月25〜50L」|実際の公式単価で計算

浄水型の代表的な月額を3,300円として、ボトル型と並ぶ消費量を計算します。

  • アルピナウォーター(RO水):1,242円÷12L=約103円/L、サーバー代770円。3,300円に並ぶのは月約24L=12Lボトル2本。
  • オーケンウォーター(天然水・おトクプラン):1,348円÷12L=約112円/L、サーバー代0円。並ぶのは月約29L=約2.5本。
  • プレミアムウォーター(天然水):1,188円÷12L=99円/L、サーバー無料。並ぶのは月約33L=約2.8本。
  • 富士おいしい水(RO水):635円÷12L=約53円/L、サーバーケア料605円。並ぶのは月約51L=約4.2本。
  • うるのん(3年プラン):2,070円÷12L=約172円/L、Formaはサーバー無料。並ぶのは月約19L=約1.6本。

5名オフィスでも月60〜100Lは消費します。つまり「全員が自由に飲む運用」なら、5名規模ですでに定額制のほうが安くなるのが実情です。ボトル型が有利なのは、月4本(約48L)以下に収まるケース——来客用や、10名以下でも実際に飲む人が数人に限られる職場に限られます。

年間コストの例(20名・月300L=25本想定)

  • ボトル型(アルピナウォーター):1,242円×25本+サーバー770円=月31,820円 → 年間約38万円
  • 浄水型(ハミングウォーター2台):3,300円×2=月6,600円 → 年間79,200円

同じ20名でも、年間で30万円前後の差がつく計算です。人数が多い職場ほど、まず定額制から検討する価値があります。

オフィス向けウォーターサーバー14社の比較表

まず主要サービスのスペックを一覧で確認します。各社の詳細はこの下のカードで解説します。

サービス水の種類サーバー代水の値段最低注文契約期間ボトル方式初期費用解約金電気代/月メンテナンス支払い方法法人プラン運営会社
ウォータースタンド水道直結型(RO浄水)月額料金に含む(3,300円〜)使い放題(月額定額)なし3年(解約金あり)浄水型(水道直結・給水タイプ)—縛りなしプラン(1年プラン)とセルフメンテナンス機種は0円。ピュアライフの契約期間プランは1年未満40,000円/1〜3年20,000円/3〜5年10,000円(不課税)。訪問メンテ機種は1年未満6,600円(税込)ピュアライフL 約462円/ピュアライフS 約446円(節電モード レベル2・冷水18L温水18L使用・27円per kWh換算)セルフメンテナンス方式(ガーディアン/アイコン/ピュアライフはフィルターを自分で交換)または6か月ごとの訪問メンテナンス。フィルター代・修理・本体交換は月額レンタル料に含む—あり(法人申込あり)ウォータースタンド株式会社
ハミングウォーター浄水型(水道水補充型)月額3,300円(税込)※水代・フィルター代・配送料込み月額料金に含まれる(水道水を使用)なし(水の配送なし)2年(2年未満の解約時サーバー引取手数料16,500円)浄水型(水道給水型)出荷手数料 2,200円(税込)規定利用期間(2年)満了前の解約はサーバー引取手数料15,000円(税込16,500円)約711円(エコモード付き。温水12L・冷水18L・常温30L使用/29.80円per kWh換算)フィルターを8か月ごとに配送クレジットカード(VISA/Mastercard/NICOS/JCB/AMEX/Diners)あり(電話で見積もり)株式会社コスモライフ
しずくりあ(TOKAI)浄水型(水道水を注ぐ給水型)Skitto 2,640円 / Flatta・Pitto mini 2,970円 / Pitto 3,300円(税込・月額)月額料金に含まれる(水道水を使用)なし(水の配送なし)5年(1年未満の解約金55,000円、以降1年ごとに減額し5年以上で0円)浄水型(水道水を注ぐ給水型・ボトル不要)——————株式会社TOKAI
comam浄水型サーバー浄水型(水道水を注ぐ)月額3,278円(税込)月額料金に含まれる(水道水を使用)なし(水の配送なし)最低利用期間なし(更新月以外の解約は手数料あり)浄水型(水道水を注ぐ給水型・ボトル不要)———————
ピュアライフ浄水型(給水型・水道水を注ぐ)ピュアライフS 2,530円〜 / L 2,860円〜(税込・月額)月額料金に含まれる(水道水を使用)なし(水の配送なし)5年 / 3年 / 縛りなし(1年)から選択。5年プランは1年未満40,000円・1〜3年20,000円・3〜5年10,000円。縛りなしプランは解約金0円浄水型(水道水を注ぐ給水型・ボトル不要)—縛りなしプラン(1年プラン)とセルフメンテナンス機種は0円。ピュアライフの契約期間プランは1年未満40,000円/1〜3年20,000円/3〜5年10,000円(不課税)。訪問メンテ機種は1年未満6,600円(税込)ピュアライフL 約462円/ピュアライフS 約446円(節電モード レベル2・冷水18L温水18L使用・27円per kWh換算)セルフメンテナンス(ピュアライフLは9か月ごとにフィルター交換キットを無料配送)——ウォータースタンド株式会社
富士おいしい水天然水(富士)/ RO水レンタル無料(別途サーバーケア料605円/月・税込)天然水 1,388円(税込)/12L・RO水 635円/12Lなし(ノルマなし)契約期間の縛りなし・解約金なし——個人は解約料なし(サーバー返却費用のみ。自分で返送すれば無償、会社手配なら8,800円)。法人申込は解約時までの利用本数に応じて初回サーバー送料相当額の負担あり—————
アルピナウォーターRO水(北アルプスの天然水をろ過した純水)スタンダード 770円 / エコサーバー 1,100円(税込・月額)1,242円(税込)/12L12Lは3本から(初回4本)2年未満の解約14,300円 / 2〜3年5,500円 / 3年以上は無料リターナブル(12L・5ガロンは配達時に回収)/2ガロン7.6Lのみ使い捨て———————

※料金は変更される場合があります。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

1位:ウォータースタンド|ボトル不要・使い放題で大人数ほど有利

水道に直結してRO浄水した水を使い放題にできるのがウォータースタンドです。月額3,300円〜にサーバー代も水代も含まれ、最低注文はなし。何L使っても金額が変わらないため、20〜50名規模のオフィスでは最もコストが読みやすい選択肢になります。

ボトルの在庫置き場も空容器の回収も不要で、給水作業すらありません。契約期間は3年(解約金あり)なので、長く使う本社・固定拠点向き。分岐工事が必要になるため、テナントの場合は事前に管理会社へ可否を確認しておきましょう。

2位:ハミングウォーター|工事なしで月3,300円、定額制の基準になる1台

水道水をタンクに注ぐだけで使える浄水型がハミングウォーター。月額3,300円に水代・フィルター代・配送料まで含まれ、冷水・温水に加えて常温水も出せます。

工事が不要なので、分岐工事の許可が下りないテナントビルや、レイアウト変更が多いオフィスでも導入できます。契約は2年(2年未満の解約はサーバー引取手数料16,500円)。5〜15名程度なら1台、それ以上なら2台構成が現実的です。

3位:しずくりあ(TOKAI)|月2,640円から、定額制のコストを最優先するなら

浄水型で月額2,640円(Skitto)から選べるのがしずくりあ(TOKAI)です。上位機種もFlatta・Pitto miniが2,970円、Pittoが3,300円と、定額制のなかでは低めの水準にそろっています。

注意点は契約期間で、5年契約・1年未満の解約金は55,000円(以降1年ごとに減額し5年以上で0円)。長く同じ場所で使う前提なら月額の安さがそのまま効きますが、移転予定があるオフィスには不向きです。

4位:comam浄水型サーバー|最低利用期間なしで「まず試す」に向く

comam浄水型サーバーは月額3,278円の浄水型で、最低利用期間なし(更新月以外の解約は手数料あり)という契約条件が特徴です。浄水フィルターは年1回無料交換。

「社員が定着するか読めない」「まず1フロアで試してから全社展開したい」といった段階的な導入に向きます。定額制は長期縛りが標準的なので、期間の制約が軽い選択肢は貴重です。

5位:ピュアライフ|「縛りなしプラン」を選べる浄水型

工事不要の給水型で、契約期間を5年/3年/縛りなし(1年)から選べるのがピュアライフです。月額はピュアライフSが2,530円〜、Lが2,860円〜。

5年プランの解約金は1年未満40,000円・1〜3年20,000円・3〜5年10,000円ですが、縛りなしプランなら解約金0円。移転やレイアウト変更の可能性があるオフィスは、月額が少し上がっても縛りなしを選ぶほうが総額で損をしにくくなります。

6位:楽水ウォーターサーバー|水道直結で月3,630円、給水作業もゼロ

楽水ウォーターサーバーは水道直結型で月額3,630円。ボトル交換もタンクへの給水も不要で、水は飲み放題です。

初回工事費13,200円(ライトプラン)が別途かかり、契約は3年。3年未満の解約は「残り契約月数×レンタル料の40%」という計算になるため、途中解約の負担は使用期間で変わります。給水担当を置きたくない10〜30名規模のオフィスに向きます。

7位:OCEAN|水道直結のRO純水を月4,378円で使い放題

OCEANは水道水をROろ過した純水を供給する水道直結型で、月額4,378円。水道直結のため使った分だけ料金が増えることがなく、最低注文もありません。

純水(不純物を取り除いた水)を大量に使いたい研究室・美容系サロン・飲食併設のオフィスなど、「水質にこだわりつつ量も使う」現場で候補になります。

8位:アクアバンク|2年満了後は違約金なし、水素水も作れる定額制

アクアバンクは水道水を注ぐ浄水型で月額4,378円の定額制。水の配送がないためノルマもありません。契約は2年で、以降は1年ごとの自動更新。満了時の解約は違約金なしと明示されている点が、契約リスクを嫌う法人には扱いやすい条件です。

水道水から水素水を作れる仕様で、福利厚生の「話題づくり」としても使われます。同ブランドの申込窓口としてアクアバンク水素水もあります。

9位:エブリィフレシャス|月2,750円のliteから、卓上で省スペース

エブリィフレシャスは浄水型で、liteが2,750円、tall・miniが3,300円、コーヒー機能付きのtall+cafeが3,850円(いずれも税込・月額)。水代はすべて月額に含まれます。

卓上モデルは給湯室のカウンターに載せられるサイズ感で、床面積を使いたくないオフィスに向きます。来客スペースにコーヒー機能付きを置く、という使い分けも可能です。

10位:Locca|月2,580円(お得プラン2,380円)で定額制を最安水準に

Loccaはプレミアムウォーターの浄水型ブランドで、littaが2,580円、Slim-RⅡが2,900円、Locca Smartが3,300円。お得プランのlittaは2,380円と、定額制のなかでも低い水準です。

ただし契約期間は基本プラン5年・お得プラン6年、解約金は最大50,000〜60,000円(期間経過で段階的に減額)。長期固定できる拠点向けと割り切って選ぶのが安全です。

11位:putio|ティッシュ箱ほどの幅に収まる卓上浄水型

設置スペースが最大の制約ならputioが候補になります。ライトプランが月3,140円(レンタル2,680円+安心サポート460円)、2年プランが月3,440円。水の配送がないため最低注文もありません。

年1回サーバーごと交換される仕組みで、社内に清掃担当を置きにくい職場でも衛生面を保ちやすいのが利点です。クリクラfeelfreeとして同型機の申込窓口も用意されています。

12位:富士おいしい水|契約の縛りなし、RO水635円/12Lのボトル型

ボトル型で条件がもっとも緩いのが富士おいしい水です。サーバーレンタルは無料(別途サーバーケア料605円/月)、水はRO水635円/天然水1,388円(12L)。ノルマなし・契約期間の縛りなし・解約金なし・配送休止も手数料なしという条件がそろっています。

夏季休業や年末年始で消費がゼロになる月がある職場、繁忙期と閑散期で人数が大きく変わる職場では、この「止められる」条件が実質的なコスト削減になります。

13位:アルピナウォーター|純水を安定して使いたい現場に

アルピナウォーターは北アルプスの水をROろ過した純水で、12L 1,242円。サーバー代はスタンダード770円/エコサーバー1,100円です。注文は12Lが3本から(初回4本)。

解約金は2年未満14,300円・2〜3年5,500円・3年以上は無料と段階的。不純物を99.9%カットした純水のため、ミルク調乳や機器の給水にも使いやすく、託児施設を併設するオフィスなどでも選ばれます。

14位:オーケンウォーター|サーバー代0円の天然水、来客対応に強い

来客に出す水にこだわるなら天然水。オーケンウォーターはサーバーレンタルも配送料も0円で、水は基本プラン1,620円/おトクプラン1,348円(税込・12L)。RO水(プラスプレミアム)も選べます。

契約期間は基本プラン2年(24回)、おトクプラン3年(36回)で、期間内解約は16,500円。応接室用に1台、執務エリアには定額制を1台、という併用も現実的です。

そのほか検討候補になるサービス

  • アクアクララ:RO水(ミネラル添加)1,296円〜/12L、サーバー無料、最低注文なし・契約期間なし。来客用や小規模オフィスで「使う月だけ頼む」運用に向きます。
  • クリクラ:RO水1,026円〜/7.2L、サーバー無料、最低注文2本/月。軽量ボトルと定期クリーニング無料が特徴で、女性スタッフ中心の職場でも交換負担が軽めです。
  • 水素水サーバーSUIREX5:月額3,800円、工事不要、契約の縛りなし・解約金なし(解約希望日の1か月前までに申請)。電気代が月30円程度と公表されており、ランニングを抑えたい小規模拠点に。
  • アクアリーヴ:バッグインボックス方式で空容器をたためるため、回収待ちの在庫スペースが不要。天然のシリカを含む日田天領水を使います。

条件別|自社に合うタイプの選び方

工事ができないテナントビル

分岐工事の許可が下りない場合は、水道水を注ぐ浄水型(給水型)一択です。ハミングウォーター、しずくりあ(TOKAI)、ピュアライフ、comam浄水型サーバー、エブリィフレシャスなどが該当します。電源と、タンクに水を注げる高さのスペースさえあれば設置できます。

2〜3年以内に移転・増床の可能性がある

解約金が総額を左右します。縛りなしプランを選べるピュアライフ、最低利用期間なしのcomam浄水型サーバー、契約期間の縛りがない富士おいしい水が候補です。あわせて「移転時の移設費用がいくらか」も見積り段階で確認しておきましょう。

来客が多い/応接室で出す

純水よりも天然水のほうが「出す水」としての納得感を得やすい傾向があります。サーバー代0円のオーケンウォーター、プレミアムウォーター(1,188円〜/12L)、フレシャス(1,404円〜/12L・最低1本/月)などが選択肢。執務エリアは定額制、応接は天然水、という2台構成はコストと満足度の両立がしやすい方法です。

シフト勤務・24時間稼働の職場

夜間も人がいる職場では、消費量が読みにくく、ボトル切れのリスクが高くなります。水道直結型(ウォータースタンド、楽水ウォーターサーバー、OCEAN)なら在庫切れ自体が起きません。

5名以下の小規模オフィス・SOHO

月80L前後(約7本)が目安。ボトル型なら富士おいしい水のRO水で635円×7本+ケア料605円=月5,050円ほど、定額制ならしずくりあ(TOKAI)のSkittoで月2,640円と、この規模でも定額制が下回るケースが多くなります。省スペースを優先するならputioやエブリィフレシャスliteの卓上型が収まりやすいでしょう。

30名以上・複数フロア

1台では行列と湯切れが起きるため、フロアごとに設置する前提で計算します。水道直結型を各フロアに1台ずつ置いても、ボトル型で同じ量をまかなうより安くなるのが一般的です。法人窓口に2台目以降の割引があるかを必ず確認してください。

契約期間と解約金の一覧|「あとから効く費用」を先に見る

サービス契約期間途中解約時
ウォータースタンド3年解約金あり(金額は契約時に確認)
ハミングウォーター2年2年未満はサーバー引取手数料16,500円
しずくりあ(TOKAI)5年1年未満55,000円、以降1年ごとに減額、5年以上0円
ピュアライフ5年/3年/縛りなし(1年)5年プランは1年未満40,000円・1〜3年20,000円・3〜5年10,000円/縛りなしは0円
Locca基本5年/お得6年最大50,000〜60,000円(期間経過で段階的に減額)
楽水ウォーターサーバー3年残り契約月数×レンタル料の40%
comam浄水型サーバー最低利用期間なし更新月以外は手数料あり
アクアバンク2年(以降1年ごと自動更新)満了時の解約は違約金なし
富士おいしい水縛りなし解約金なし・配送休止も手数料なし
アルピナウォーター—2年未満14,300円/2〜3年5,500円/3年以上無料
オーケンウォーター基本2年/おトク3年期間内解約16,500円
うるのん(TOKAI)2年/3年2年プラン11,000円/3年プラン16,500円
アクアクララなしいつでも解約可

見落としやすい費用チェック

  • 初回工事費:水道直結型は別途発生することがあります(例:楽水ウォーターサーバーのライトプランは13,200円)。
  • 移設費用:オフィス移転時に工事のやり直しが必要になるケース。見積りに含まれるか確認を。
  • 最低注文ノルマ:ボトル型は月2本などのノルマが設定されている場合があり、夏季休業中も発生することがあります。休止手数料の有無もあわせて確認しましょう。
  • 設置スペース:ボトル在庫+空容器の置き場。段ボール数箱分の床面積が恒常的に必要です。
  • 電気代:機種と使い方で変わります。省エネモードの有無を確認してください(SUIREX5は月30円程度と公表)。

導入までの5ステップ

  1. 人数と消費量を見積もる:在席人数×0.5〜1L×営業日数。コーヒーマシン併用なら多めに。
  2. 設置場所と台数を決める:電源の位置、給水・排水の可否、フロア数。10〜15名に1台が目安。
  3. 工事の可否を管理会社に確認:水道直結型を検討するなら、この段階で確認しておくと後戻りがありません。
  4. 2〜3社に見積り依頼:月額・工事費・契約期間・解約金・2台目割引・請求書払いの可否をそろえて比較。
  5. 社内ルールを決めてから申込:補充担当、清掃頻度、私用の可否、来客用の区別まで決めておくと運用が安定します。

法人契約全般の進め方や見積りの取り方はオフィス向けウォーターサーバー法人おすすめ比較【2026年最新】でも整理しています。あわせて確認すると社内説明の材料がそろいます。

社内で決めておきたい運用ルール

  • 補充・交換の担当:浄水型は給水、ボトル型はボトル交換。曜日で当番を回すか、総務が担当するかを明記します。
  • 清掃とフィルター交換:受け皿の清掃頻度、フィルター交換の担当と時期。年1回サーバーごと交換される機種なら手間はほぼ不要です。
  • 私用・持ち帰りの可否:マイボトルへの補充を認めるかどうかで消費量が変わります。定額制なら気にせず開放できるのが利点です。
  • 経費処理:福利厚生費や消耗品費として処理されることが多いものの、扱いは会社の方針や税理士の判断によります。導入前に経理部門へ確認しておきましょう。
  • 来客用の区別:紙コップの補充担当と在庫場所も決めておくと、来客時の慌てが減ります。

人数が読めないうちは、契約期間の短いプランや縛りなしプランから始めるのが安全です。すでに10名以上いて消費量が確実に多い職場なら、ボトル在庫も交換作業も発生しないウォータースタンドのような水道直結型を早めに入れたほうが、年間コストでも手間でも報われやすいでしょう。

よくある質問

Q. オフィスに何台必要ですか?

A. 一般的には10〜15名に1台程度が目安とされます。フロアが分かれている場合や、昼休みが一斉に始まる職場では、行列と湯切れを避けるために早めに2台目を検討したほうが快適です。定額制は台数分だけ月額が積み上がるため、「1台か2台か」を決めてから料金を比較すると見積りがぶれません。

Q. 工事ができないビルでも設置できますか?

A. 水道水を注ぐ浄水型(給水型)なら工事は不要です。ハミングウォーター、しずくりあ(TOKAI)、ピュアライフ、comam浄水型サーバー、エブリィフレシャス、putioなどが該当します。必要なのは電源と設置スペースだけなので、レイアウト変更の多いオフィスでも導入しやすいタイプです。

Q. ボトル型と定額制、どちらが安くなりますか?

A. 分岐点は月25〜50L前後です。浄水型の月額3,300円を基準にすると、アルピナウォーター(1,242円/12L・サーバー770円)なら月約24L、オーケンウォーターのおトクプラン(1,348円/12L・サーバー0円)なら月約29L、富士おいしい水のRO水(635円/12L・ケア料605円)なら月約51Lで並びます。5名でも月60〜100Lは消費するため、全員が自由に飲む運用なら定額制が有利になりやすい計算です。

Q. 移転の可能性がある場合、どう選べばいいですか?

A. 解約金の条件を最優先で見ます。ピュアライフは縛りなしプランなら解約金0円、comam浄水型サーバーは最低利用期間なし、富士おいしい水は契約期間の縛り自体がありません。逆に5〜6年契約のプランは解約金が数万円になることがあるため、移転が視野にあるなら避けたほうが無難です。

Q. 法人契約や請求書払いには対応していますか?

A. 対応可否は会社ごとに異なります。個人向けはクレジットカード払いが基本のため、請求書払い・口座振替を希望する場合は申込前に各社の法人窓口へ確認してください。あわせて2台目以降の割引、支店ごとの一括請求、移転時の移設費用も同じタイミングで聞いておくと、社内稟議の差し戻しを防げます。

まとめ

オフィスのウォーターサーバー選びは、「おいしさ」よりも先に消費量・設置スペース・契約期間の3点で絞り込むと外しません。人数が多い職場ほど定額制(浄水型・水道直結型)が有利になり、20名規模なら年間で数十万円の差が出ることもあります。

  • 20〜50名・固定拠点:ウォータースタンド、楽水ウォーターサーバー、OCEANなど水道直結型
  • 工事不可・5〜20名:ハミングウォーター、しずくりあ(TOKAI)、エブリィフレシャス、Locca
  • 移転の可能性あり:ピュアライフ(縛りなし)、comam浄水型サーバー、富士おいしい水
  • 来客用・少量利用:オーケンウォーター、アクアクララ、アルピナウォーター

※記載の料金・契約条件は2026年9月時点で各社が公表している内容にもとづくもので、キャンペーンや地域、プランによって変わる可能性があります。申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。